― 学校跡地・臨時執務室 ―
[>>134>>135>>136
リエヴルの命とウェルシュの見解を聞けば、微かに眉根を寄せた。]
……成る程な。
准将はよほど俺とノトカーが信用できなかったらしい。
[それはある意味正しいだろう。
殺害の命令を受けていたら、動揺はあっただろうし、撤回するよう進言もしたのだろう。それでも最終的に従っただろうが。
ノトカーは、どうだろうかは解らないが。同じような事をしたのではないかと、今となっては思う。]
奪回に執心していた事については否めないな。
俺たちに命令されたのは“救出任務”だったからな。
スパイの確証がない限り、殺したくはないと思っていた。
[あの最中、一体どんな確証が出るのか想像もつかなかったが。]