[火矢に紛れ、しばしば飛んでくる弾。慌てて遮蔽物の陰に身を隠す。ちらちらと降る炎の弾がうざったい。その向こうの影に対し、息を止めて空気弾を叩き込む。向こうの指揮官はどこなのか。そこを落とせば、まだ勝機はあるはずだ。 ……主力部隊は、どうなっているのだろう。状況は。 ふと、そう思ったとき。 ――……背後で、まばゆい閃光が*弾けた*>>3:685]