[一方で、見慣れぬ一行>>143と擦れ違った兵の一人がそのうちの一人>>149を見て足を止める]「お前は────!」[その兵は前線で戦ってきた者。幾度も見かけた姿を忘れるはずもなかった]「てっ、敵襲だーーー!!」[蒼白になり上げた声はどこで途切れることとなったか。途中で途切れることになっても、兵が多数詰める砦なれば騒ぎは伝播して行くことだろう*]