人狼物語−薔薇の下国

282 ルー・ガルー OROCHI 2 〜グラサガ合流編〜 


【見】 放浪者 エディ

 …………。

[途切れた意識が再び繋がった時、立っていたのは見知らぬ場所。
ここがどこか、どういう場所か、見極めようとするその肩の上で、真白の毛玉がぽふり、と膨らんだ。
擬態を解いた真白の妖精は、尻尾を落ち着きなくしたぱたとさせつつ、小さな手で空を指し示す]

 ……パッペル?
 お前、擬態、どうして……。

[どうして解いたのか、どうして解く気になったのか。
その理由を考える余裕は真白の指し示すもの──割れた空と、そこから舞い降りてくる存在によって、どこかに飛んでいた。**]

(155) 2014/12/13(Sat) 01:56:30 (tasuku)

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