[アルビンの悲鳴は、図らずも更なる異常の喚起に繋がる役割を果たしていた。
レジーナが次いで現れ、ミストの死に動揺混乱を隠せていない>>82。
更に続き、漸くヴァルター。確実に頼れる存在が現れて、緊張が途切れた]
ヴァルター!
ごめん、こればっかりは俺にゃ出来な…!!
て。おいアルビンバカっ!
お前何やってんの!?
[部屋の中で、ミストの前に立つ、それだけで消耗した神経が計り知れない。
怒鳴る様な促しより速く、緋色をした部屋から、洗面所の壁まで退こうとした時。
同じ様に、漸く気付いたアルビンの奇行>>62に目を剥いていた]