[ だから、憧れのおねえさんから飴を貰った時は うれしくて、珍しく自然と笑えた記憶がある。 とってもきれいな…でも表情のあまり動かないおねえさん。 微笑んだら、きっと、もっと綺麗なのに。 飴をくれる時に、初めて近くで見上げた目元には うっすらと手術の痕のようなものがあり。 それはまるで……涙の跡のようにも見えて。>>0:49。 ]