もしも…私が帝国を、第三隊に背を向ける日が来たなら、その時は私を、背中から撃って欲しい。……それが、私の覚悟だ。[友と口にしてくれた相手に、それを願う事が如何程の物か。視線の先は、薄明りに輝く氷の上に留め置かれ、ロー・シェンとは合わせる事はなく。全てを飲み込むように、グラスの酒を飲み干した*]