――…?[改めて彼女の顔を仰ぎ見た時、どこか懐かしい感覚を覚える。けれどどうしても明快な答えが出せずに。]その、間違っておりましたら申し訳ありません。王都以外の何処かでお会いした事などは…[そう聞く姿は騎士然としたそれとは違い、遠慮がちなもの。*]