[シルキーの発言のいくつか(>>152 >>153)に、重々しく頷き、応対する。不格好ながらも、僅かに笑みを見せ]
……うむ。いつもの貴殿のようだな。
しかし、オクタヴィアのような人の子のみなればまだしも、シルキー殿にゲルトまで取り込まれてしまうこの事態……生半のことでは、あるまい。
[真剣にシルキーを見据えて、言う]
由々しき、事態だ。
可能であればすぐにでも対策を練らねばならぬだろうが……
[表情を一旦苦いものにし。口元に手を当て]
シルキー殿にはまだ休養が必要であろうな。
私は一旦、失礼する。
……想う者を魔力の誘いに任せて押し倒してしまうなど、冗談にもならぬ。
[普段ならば呟くことすらなかったであろう言葉。
霧の魔力に抗っているがゆえ、つい、口から出てしまったが。果たしてそれは誰かの耳に届くのか。]
……ゲルトよ、そなたがどうするかは任せる。同性同士で守り合うも良し、私に付き従うも良し。好きにするが良い。
[そうゲルトに告げて部屋を出ようとする。誰も引き止めないのであれば、そのまま彼は立ち去るだろう**]