[前哨戦を終えた身は王の傍に控えるも、視線は脇へ。>>115 戦力を分析する観察眼と思慮深げな横顔はともあれ。] ………、【その気が逸れた様子を見止めれば>>116僅か抑えた声がつい零れた。彼にばかり言えたわけではないが、と、宵闇色を羽ばたかせた鴉を視線を動かし。>>117]