――何事か?[妙な力を感じた。 それは魔のものではなく、かといって勇者一行のものとも異質であった。 勇者から切った視線が向けられた先で、黄金の輝き>>150が生み出される] いかん。 皆の者、構えよ――![魔王を持ってしても、その力の正体も目的も、掴めはしなかった。 故に、咄嗟に出来たのは、未知の事態に備えよと叫ぶ事][やがて衝撃が、玉座の間全体を揺らす**]