―自問自答―我等天使に、そして主たる神に果たして飾り物は必要だろうか?[カツン、小さな音を立てて金属が削られる音がする。]答えは凡そ否。しかし、天使達の護りの一欠片としては必要だと考える。……だから、創造する。[光を宝玉に込め、光を束ねて編み、最低限の金属を彫って天使達の身を飾る装身具を創る。そして時折人間に技術を授け、自分達で護りの力を作らせる。それがこの天使の仕事。]