ギ・・・・・・ギギ・・・・・・ギ・・・・・・
[耳障りな金属音と共に、朧気に聞こえていた声が途絶える。
傍聴圏外へと追い出されたようだ。
しばらく中空のキーボードをいじり、スクリーンとにらめっこしていたが、やがてどうにもならぬと察すると不機嫌そうに右手を振ってホログラムをかき消した。]
相変わらずのポンコツっすか?
・・・・・・。
[返す声は無い。]
ああ、そうか。
機関長はさっき帰っちまった>>19んだっけか。
[居たら居たで面倒な事この上ないが、居なくなったら居なくなったらでつまらないもの。]