人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


黙示天使 アデル

 ――あれか。

[間もなく、飛竜にまたがる男の姿が目に留まる>>133
 近付く者を排除するという、単純な命令に従うままの下級天使は、銃剣の餌食となりあっという間に光の粒へと砕かれた]

 この群れの中に怯まず突っ込むとは、その蛮勇は認めよう。
 だが――

[黙示天使は水平に構えた杖を、飛竜に乗る男へ向け突き出す]

 抗う者を、天は許しておられぬ。

[次の瞬間、男の頭上に、束ねられた光の槍――もはや杭とも呼ぶべきものが出現する]

(155) 2017/11/01(Wed) 01:14:55

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