― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―[この状況になれば、自分のやる事は一つ。分かっているから、向かうも一つ]……っと、そーの前にっ![駆け出す直前、アイリに向けて波を象った輪を一つ、放り投げる]メル様から許可出たから、渡しとくっ!ほんとは部外秘だから、後で返してね![乗船直後は渡していなかった『念の輪』を預けると、目指すは自分の持ち場──舵輪の所]