『?うん、いいよぉ?』
[クラリッサの願い>>132に否やはない。
けれど]
『フレア、りゅーちゃんの小さい頃、知らないよ?
小さい頃は翡翠ヶ淵にいるゲルるんか、ここにいない別の人に聞かないと知らないよ?』
[ウェルシュに教えないの?と視線をやったが、教えてないという事は、ゲルトからつないでもらえという事だろうと判断し。
ドリリリ、と埃を払うように体を震わせ、火の粉が固まったような石が落ちれば、]
『これ持ってゲルるんの先にいる人に見せれば、なんとなくわかってもらえるはずー。』
『で、りゅーちゃんの話だよね?あのねあのね……』
[昔の思い出話をキャッキャと話し出して。
話すたびにかわいい、好き、めちゃくちゃかわいい、すごく大好きというあたり、すごく好きだったんだなと分かるか。*]