[ もしもディークが、
『かっぱらってみんなに配るって手があったんだ!!!』
なんて、まるでナイスアイデア!と言わんばかりに
叫んでいるのに出くわしたなら。
こんな状況でも、笑いを堪える腹筋の筋トレになることは
間違いないだろうが。>>86。
それはさておき――…思いだすのは、
カシムの遺体の傍で拾った、
ディークのににも似た茶色系統の毛と…
死に際のベルガマスコに感じた、“人狼”としての違和感。
ディークを疑ってしまうのは……
多分、一番疑いたくない人だからこそ…なんだろな。
どうしても、“人狼”か確認せずにはいられない
恐怖に近いような、不安は。]