[船内でナネッテから飴玉を貰ったのは>>0:514.
ちょうど、守ってくれた警備員の“あの人”と出会って
少しずつ笑えるようにもなってきたこ頃だったろうか。
船の中に興味を持ち始めて、色々見て回っていた時、
たまたま、こっそり覗いた鍛錬場で柔術に汗を流す彼女を、
見かけたことがあったような気がする。
当時も、それが日課だったのだろうか。>>0:46
その時もTシャツ姿だったなら
複雑な模様の三日月と五芒星の刺青が
ほっそりした首筋に、ちらりと見えたような>>0:47.
凛とした気配の中の美しい靭さに、子ども心にドキドキした ]