[>>152途中で途切れた言葉の末は解らない。 冗談のような台詞に対し、真摯な視線が返って来た事に、 驚いてしまうのは、此方の方であり。 そうして、冗談めかして細めていた筈の瞳もまた、真面目なものに。] 俺が横向きになれば、マシかもしれないぜ。[そう告げる声と共に、後ろ手でドアノブを閉める。 それは――この部屋に留まるという事を意味していた。]