人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


舞踊家 ソマリ

[して、取られた腕が緩んだ>>146

同時に貫かれた舌も動くようになり。
未だ焼けるような痛みこそ残ってはいるが]

  握りつぶしてやらなかっただけ慈愛に溢れてるだろ?

[かつての自分と同じ目に遭わせるのも悪くないかもしれないな、
そう被虐的な色を秘めた瞳は細められて。
ただ、それはもう少し後にとっておいても良いかもしれないと]

  ふ、

[余波の痛みに震えているオズワルドの首筋に歯を立てる。
その喉から血液を吸い、こくりと喉を鳴らしながら吸血する。
ああ、なんと甘い味。この味を知ってしまえば
今よりももっと、あたまがおかしくなるなぁ、と他人事。]

(154) 2013/10/02(Wed) 01:30:34

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