[ 空を舞う影の天使、その姿には確かに見覚えがあった。かつてもこうして、空で戦った...はず ]
お前は、俺を滅ぼしに来たんだろう?
[ 相手の言葉は殆どが頭の中を素通りしていく。思考は退治されることを拒む魔物のソレだ ]
っ!
[ 上から投じられた影の華を咄嗟に操縦桿を切る事で避ける...翼の「目」に攻撃が当たらぬように旋回すれば、華は、狙いから外れていたはずの操縦席近くで弾けた ]
くあっ!!
[ 幸い直撃には至らず、衝撃にはどうにか耐えたが、操縦が乱れた間に、影の接近を許す事になたかもしれない* ]