― 『世界樹』の枝の上 ―[不意に、上から蔦の上を器用に歩いて下りてくる鹿を見た]─────!?!?!?[鹿自体を見たことが無い訳ではない。この足場の悪い場所に居ることに驚いたのだ。呆気に取られていると、鹿は幹から生える世界樹の若芽を毟り取るようにして食んでいる]アーー! Don't eat!!食べちゃダメだロ!![その行動を止めようと、蔦に掴まりながら左手で長杖を出して、追い払おうと振り下ろした]