― 王城内 ―[『お持て成し』については、それ以上言葉を重ねない。拒否>>148が返るのはわかっているし、向こうの意思を尊重する気は、こちらにはないから] ……は。 随分と、お詳しいようで。[記憶の隅に追いやった、二年前の出来事。それに触れつつの問い>>149に、ため息混じりに吐き捨てる。肩の毛玉が不安げにきゅぅぅ、と鳴くのを、宥めるようにそ、と撫でて]