―中庭―
[薬草園へと続く道を歩いていると、ラウンジから呼びかけられた。>>112
手招きに逆らわぬまま傍に寄る。]
ああ、少し薬草が少なくなってきたから、薬草園に。
[薬草籠を見せれば納得してもらえただろうか。
何か用があるのかと思っていると、ティータイムへのお誘いがかかる。
あれも来るのだろうか、それなら遠慮したいと顔に書いてあったか、書いて無くても長年の愚痴から容易に想像ついたのか。
付け足すように告げられた言葉に>>113]
それなら。
[と軽く頷き、その場にいたギィやオズワルドに軽く目礼をして、踵を返す。]