人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

[ 二週目の少年テオドールにとって、
 母親が存在ごと消えてしまったことはショックだった。
 あらかじめ聞かされてはいたものの、
 実際に体験するまで、実感はなかった。 ]

[ 独身の父親を見るのは複雑だった。
 母がいなければ、父はこういう人生を歩んでいたのかと思うと、奇妙な感じがした。 ]

[ けれども、マリーのことは好きだった。
 マリーは優しくて、気丈で、美しかった。
 母じゃなくても、マリーとなら父が結婚しても許せると思った。
 それを打ち明けたら、マリーは真っ赤になって何か言った。
 内容はよく覚えて居ないが、悪い感触ではなかったと思う。 ]

(153) 2014/04/07(Mon) 11:33:33

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