パン屋 オットー

[それでも、幼馴染に生きていてほしいと願うのは、僕自身の本心だ。
あの子も君に懐いているから、君とフリーデルさんをこの牙にかけることは、このまま行けば恐らくないだろう。
そのことには、深く安堵している。

もし君が守護の手を持つと知ったなら、その時こそ君を手にかけなければならない。
それを知る時が来ないことを、願う。]