―大通り―
[かたやボロボロの白い騎士、
かたや宣伝体勢万全の烏賊(まだ烏賊だと思っている)が並んで
歩く大通り。
流石に追撃があったら、今度はこの機体のみで庇うしか
無かったが、あの砲撃が効いたのだろうか。
幸いな事にその後追って来るものは何も無く。]
え、いや。いいって別にー。
それよりも、サシャが無事に戻って来てほんと良かった。
万が一の事があったら、俺クレモトの爺さんに
なんて言って詫びればいいのか…。
「首を差し出すしかないわね。」
[酷く責任を感じているらしい彼女の言葉>>151には
一旦首を横に振る。珍しく社長もそれに口出しはしない。]