……俺は。[言いつつ、見据えるのは駐留軍の本部] その光を導くために、全力を尽くす![宣言に応じるように、光の竜が咆哮する。それは一度天高く舞い上がった後、本部入り口へ向けて突っ込んだ。兵たちはともかく、指揮官はウル使用者である可能性が高い。一撃で抜けないかもしれない――という懸念は、今は吹っ飛ばして。決意を込めた閃光を、全力で叩き込んだ。*]