[”強くなりたい”
それは、奴隷になってから何もかも諦め無気力となっていたシェイにとって、一歩の前進だった。]
え…いきなりですか?
うわ、重い。
[見ただけでは分からなかったが、手渡された弓は結構重い。>>151
もう一度見本を、とは言えない雰囲気のサシャの笑顔。]
えと、えと…こう、かな?
[構えるだけでもたもたしていると、彼女がアシストしてくれた。>>152]
はい。…こう?
[真剣に助言を聞く。
先程サシャがやっていたのも思い出しながら、案山子に向かって矢を放った。
矢は(1.案山子の脳天に命中した 2.明後日の方向に飛んで行った)1(2x1)]