…オズワルド、眠い?[ひとつ、瞬きを乗せてから。]眠いなら、待ってる。[何を、と言わないまま、ぎしりと羽を軋ませて隣に腰かける。]あ、そうだ。あげる。[ふと思い出したように、ローレルに差し出した赤い果実と同じものをひとつ、ポケットから取り出すとオズワルドの膝の上に乗せる。何事かと問われれば、話の礼だと口にして。そして最後の一つを自分の為に取り出すと、ぼんやりと何処かを見つめながら一口、齧っていた*]