―大広間―
[声>>151にビクリと肩を震わせてみれば、申し訳なさそうに相手を見て、控えめに口を開きました。]
も、申し訳ございません!
ただ、あの、お耳に入れさせて頂いたほうが良いかと思いましたことが……お薬の、ことなんですけれど。
[そう前置きし、相手が話に興味尾持つようであれば、薬剤師の女の子に聞いたんですけど、と、彼女に聞いたことを話す。]
[薬の総量が足りていないこと。補充分はすべて、あのクロイツという軍人に渡したということ。現在誰にも彼からそういった話を受けている者が居ないということ……まぁ、これは私の推測なのですけれども。]
少将様にお話するべきか迷ったのですが、その、私も人に聞いただけですし、それに、私風情のお話を聞いていただけるかも自信が無かったので……。
お、奥様からお話ししていただければ、少将様からの信頼も篤いご様子でしたし、その……。
も、申し訳ございません!
私から話を聞いたということはどうかご内密に……た、ただの誤解かも知れませんので!
[そう、一息に告げるでしょう。]