――ゲルト!?[滅多に声を荒げない彼女にしては珍しく、大きな声で彼―否、今は彼女だろう―の名前を呼ぶ。…そんな馬鹿な。性別が変わるなんて効果もあるのか。彼に問いかけられ>>150、戸惑いがちに頷き] え、えぇ。 私は天使長シルキー、ですの。[確りとした声で、そう言った]