[>>150酒気を帯びたシモンの身体は僅かに赤みが射していて。 素面であるのにも関わらず、妙な色気を感じてしまう。 彼の鼓動が早いのは>>151、酒のせいで理由をつけられるけれど、 男の鼓動が高鳴っているのは、うまく理由付ける事もできず。] どうしても滲みてしまうからな。 ぬるめで長い時間じゃなければ患部を浸けても問題ないだろうが[>>151寂しげに揺れる瞳に動揺を煽られる。 いかないで、と言葉無く告げられているような、 そんな錯覚に陥り――]