貴方は私の記憶の中で、 最も手強く、最も心躍る敵手でした。[相手を引き起こすべく手を差し出しながら、口を付いたのは素直な感想。こちらも口元には、やりきった清々しさだけがある。] 機会があれば、またお相手願いたい。[感謝と賞賛をそんな言葉で言い表し、場を他へと譲るべく、身を引いた。]**