人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


野茨公 ギィ

[だから、楽隊を指揮するように、指先を持ち上げた。

バルコニーに絡みつく蔓のいくつかが首を持ち上げ、
先を騎士へ向けながら、ゆらりゆらりと揺れる。

これだけでも気を散じさせる程度の役には立とう。
ただの脅しと無視するならば、生きた槍に貫かれもしよう。

このくらいのハンデでちょうどいい、と満足の顔。]

(153) 2014/02/19(Wed) 21:19:56

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