What a Friend we have in Jesus,
all our sins and griefs to bear!
[ 月なきみそらに煌めく光を思い出し
薄い彩りを持つ唇が男の視線>>136に
気付かず音を奏でる。
竪琴から弾かれる旋律が声を彩り、
誘われるよう花が芽吹き、露が落ちた。
蜜の香りが漂い溢れる頃に唇が
最後の言葉を綴る。
天使はいつもそうしているように
人の子に腕を伸ばした。
この瞬間だけは天使も少し苦手とするが
いつものように頬に触れ
額にくちづけを送り祝福を授けようとした。 ]