[油断したら風邪を引くというシモンの言葉にふふっと笑みを零す>>142。]
ええ、ほんと。寒いところだと聞いていましたがこんなにもだとは思いませんでしたよ。
あら、貴方こそエルナさんの厚手のニットが必要なのではありませんか。
[海岸沿いの村出身だと聞いている。きっと、彼も初めて銀雪の村へ来た年は戸惑ったに違いない。
とはいえ、一面雪に染まった光景に大人げなくはしゃいでしまった姿シモンにを見せてしまったのは恥ずかしい思い出である。
話しは変わって、そろそろ戻って来る頃ではないかとニコラスに話題が移れば、]
ニコラスさんですか。
ニコラスさんでしたら、昨夜から村へ戻ってきましたよ。今頃、友人に会っていると思います。
[心配するシモンを他所にしれっと返事をした。]