伯爵家・次男 フェリクス

―そんな事は。

[>>134呆れたような様子で吐き捨てるソマリに困惑する。
目の前のソマリが自分と過去に踊ったソマリと同一人物ではないという事は知らず。
彼の胸に轟く黒い感情もまた想像の範疇外。

―どうやら自分の言葉は失言だったらしい。]

…でも…、お前はそれでいいのか？

[>>139憎まれ口を叩かれても、今は胸は痛まない。
消えた方がまし、とすら言う子供をじっと見つめる。]