人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


シェーンバルト王国王子 カレル

 
 自分の民を儀式の供物にしようとする貴様に、王たる資格はないっ!


[エディの前に仁王立ちになり、ギィを牽制する。
カレルの背面で、ウエストポーチから滑り出た白い毛玉がエトヴァルトにくっついて切なげに鳴く。
タムリンが小さな手で治癒魔法を紡いで、エトヴァルトの命を繋ぎとめようとしていた。

しかし、どうすれば儀式の進行が止まるのか。
じわりと汗が滲む。

カレルはもう一度、剣圧でギィを攻撃し、魔法陣を崩さんとした。]

(152) 2014/09/23(Tue) 21:52:34

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