ペーター>>119>>120[微かに肩を震わせていた少年から零れた涙には、見ないフリ。抱きしめてやる場面だがそれは自分の役目ではないはずだから]おやすみ。ペーター。ちゃんと眠るんだよ。[走ってその場を後にした少年を見送った。明日もホットミルクを作ってやろうと思いながら]……[新しく購入した手帳を開き、初めて書き込む“未来”の予定。曲がった文字で書き留めたその予定は『ホットミルク』だった]