人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


暴風 ダーフィト

― 砂漠の町 ―

[足を止めた時点では、誰か、までの特定はできてはいなかった。
けれど全く知らぬわけでもない相手であるのは、感覚が伝えていて]

(この状態をどう見て、どう動くか、ねぇ?)

[意識に浮かぶのは、こんな思考。
故に、一見すると凪いだ状態のまま、そこに静かに佇んでいた。

そうする事に、疑問はない。
ただ、『相手の力を見たい』という己が本能に従うだけ。
普段は軽薄な態度と笑みに紛らわせる、剣鬼の本性のまま、立ち尽くす時間は一筋の刃によって切り裂かれ]

(152) 2013/09/22(Sun) 21:22:46

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