[駆け寄る気配と、名を呼ぶ声。>>135剣の共鳴を感じ取り、ふ、と浮かんだのは笑み]おう、任せろよ![繋がれた剣から感じ取るのは、自身の手繰れぬ闇の力。先にまとった虹と闇、二つの力は光を遮らず、それに静かに、そして力強く添う。銀色の煌き零す剣を構えて駆ける勇者に向け、光の魔神は無表情に手を振るう。応じて放たれた光の束がこちらに向かってくる。さすがに直撃するのはヤバい、と巡らせるのは光の護り。虹色の光と銀色の煌きがぶつかって火花散らす中、繰り出した突きの一撃は]