人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

[記憶の終わりは、姉の悲しそうな顔。
父や母の怒声や多くなり、ウェルシュ自身も外出しがちになっていた頃だ。]

 姉さん、

[どこに行くの、とは聞けなかった。
潤んだアメジストのなかに、確かな決意を感じたから。
自分の肩の上に乗せられた手。よく日に焼けた手。]

 ………。

[でも、あのとき引き止めなかった事を、]

(152) 2015/11/03(Tue) 04:42:14

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby