人狼物語−薔薇の下国

515 豪華客船の共存試験


御曹司 ルートヴィヒ

[しばらくするとカサンドラに呼ばれる。
どうやら、珈琲はわざわざ彼女が手ずから豆から挽いて淹れてくれたようだ。
インスタントでは嗅げない、かぐわしい匂いが客室の中に広がっていた]

ありがとう。
気が利くね。

[サンドイッチまで用意されていると思わず、先ほどのことも忘れてほほ笑む。
かといって、完全に気を許すわけではないのだけれど。
用意された椅子に座るが、あえて彼女には前の椅子に座るように指示をする。
控えるように椅子の後ろに立たせるのが、使用人の務めなのだが、それだと彼女の姿が見えず自分が安心できない]

(152) 2019/01/13(Sun) 13:53:16

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