―集会場―
[エドワードに撫でて貰った白い犬は>>148、
つぶらな瞳で彼を見上げて、
まだ少し彼女を案じるように微かに鳴いたが
大丈夫、という言葉にだいぶ落ち着いた様子で、
彼の優しげな掌に、すりと頭を寄せた]
……ん?
…どうした? 何かいたのか。
[ふと、晴眼の左目の視界の端、
黒い影が過ったような気がした>>145。
白い犬が、珍しくワン、ワンと、何かを呼ぶように、二声吠える。
何かを訴えているようだったが、定かに読み取れはせず]
オズか、よろしくな。ディーでいい。
ああ、なかなかの山道だったからな…コーヒーはありがたい
[休業中だと口にした男の様子と、この村にいるという状況に。
何か訳ありだろうかと思いつつ、給湯室に向かう背に言葉を掛ける]