人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


吟遊詩人 ソマリ

― 悪徳商人との雑談 ―

[お得意様になってからどれだけか。
 むしろ初めてのお客様だったのかもしれないと――遠い日に住んでいたエルフの集落のことを想う。
 赤ん坊の頃に魔術の修行と称して親元を離され、古き森の導き手にしごかれた身。どこまでいっても異物の人の子にほんの少し優しくしてくれたのは、人間をそこまで嫌いではなかった森妖精だった]

[自分が里を出る頃には赤ん坊で、おしめをかえてやったんだぞといっても恩に着てくれるようなキャラでもなかったが]

 やぁ、ファミファミ、元気?
 本日もニコニコスマイル商売だね
 でもぼかぁ、そんな商売上のスマイルよりも、怒った君の顔が見たいなぁ

 そっち商売儲かってるかなぁ?
 ちょっと耳寄りな話あるけれどー。 
 
[この男、本当に誰とでもこんなのか、というばかりのアレであった]
[まさに今どっかで大変な目にあっているかもしれないのに、気にしない気にしない]

(152) 2014/03/27(Thu) 22:47:15

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