神父 ジムゾン

[――先程、宿に戻りゲルトの亡骸を見た時のこと。
身動きが取れなくなっていた自分を引き戻したのは、
幼馴染の言葉と、目配せだった。>>53

ゲルトが祭壇で倒れたときもそうだった。>>0:1249
自分とは対照的で、冷静なオットーに、
きっと本人が思っているよりもずっと、
助けられてきた。

――だから、例えば。
もし機会や必要があったとして、
まずは冷静に考えてほしいような情報――
例えば、人狼騒動に関わった経験者の話など、
話す相手を選ぶような話題については。>>56

自分が話せる相手として思い浮かぶ相手の一人は、
この幼馴染だ。
話の流れによっては、
自ずと皆の前で明らかになるかもしれないけれど。

　（当人の真意など、気付かぬままに>>19）]*