人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


王国軍司令官 タイガ

[ ほどなく家令が、祝いの酒を持って出てきて、タイガと青年それぞれに、黒くて軽い盃を差し出した。]


 これも縁だ。
 乾杯を受けてくれ。


[ その後は、急いで邸内に戻ることになったから、話の続きをする暇はなかったけれど、感謝の気持ちのままに、盃を持ち帰ってくれと勧める。
海の彼方の技術で作られた漆盃であった。]


 記念すべき日の思い出に。
 次に会う時があれば、是非、だからな。


[ 青年自身の言葉を借りて破顔した。*]

(151) 2019/02/18(Mon) 00:23:25

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