人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


変わり者 アレクシス

― 城内廊下 ―

 おやおや、あの兄弟は随分と人を惹きつけてしまうのでしょうか。

[1Fの沐浴場に集う多くの気配に、くつくつと喉を鳴らしながら歩く。
それに相反して、僅かに瞳へ憂虞の色を滲ませ、ついと指先を振れば、淡い桃色をした水玉たちが、主よりも早くそちらへと動き出した。]

 すぐに死んでしまっては面白くないですから。

[誰にともなく呟いて、水玉に導かれるように渦中の傍へと気配を殺し、近づいて行く。
だからと言って姿を見せる訳ではなく、扉越しの廊下で、静かに行く末を見守っていた。]

(151) 2014/02/20(Thu) 21:28:02

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby