で、そっちの建物には誰かいたのか? お。ここが入り口か。[女の前を通り過ぎて、建物の中に入る。見慣れない内装に面食らったが、すぐに使用人らしき人間が近づいてきて、用向きを聞いてきた。会話がいくらか噛み合わない所もあったが、どうやらここは宿だと理解する。馬も預かれると言うので、任せることにした。] それと、そっちの嬢ちゃんが、もう歩くのはお嫌だそうだ。 なにか乗れるもんねえか?[ついでに聞いてみると、「犬ぞり体験やスノーモービル体験などはいかがですか?」とおすすめされた。**]